なんかてきとうに

わりと個人的な忘備録的ですよ。

Synology 2017 Tokyo に行ってきた

11/2に秋葉原UDXで開かれたSynology 2017 Tokyoに行ってきました。

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展示

Synology製品がいくつか展示され、触れるようになっていたほか、HDDメーカーがHDDを持ってきていました。 HGSTさんのところで、ヘリウムHDDの内部構造がみられるように切ったサンプルが置いてあり、磁気ヘッドがみられるようになっていたのが興味深かったです。 あの狭い隙間にあるヘッドを精密制御してるんだよなぁという。

セッション

セッションはSynologyの機能のアップデートなどが2つと事例紹介でした。

1つ目のセッションはネットワークとアプリケーション

Synologyがルータを作っていること(第1弾は日本では未発売だけれど、第2弾は発売予定があるとのこと)の紹介とか。 ペアレンタルコントロールも使いやすそうで、良い機能かと思います。 SynologyNASに搭載、導入できるアプリケーションのアップデート USBメモリからNASへのバックアップを簡単に、音楽アプリをより使いやすく など、順当なアップデートであり、使いやすさがより増すようなものばかりでした。 コラボレーションについてもいろいろ解説があり、チャットツールとその他機能を組み合わせることができるのは便利そうだなぁというところ。 中小企業向けの機能ですかね?というところです。

2つめのセッションは白組さんの事例紹介

社内にデータが1.6PBとかそういうレベルで存在するとのこと。 メインはメジャーなメーカーのストレージだけれど、Synology製品も使い始めていると。 企業向けラインナップに、10Gイーサ対応のものがあり、それとサーバを直結させて、データ転送をしたところ7Gbpsくらいでていたとのこと。 すごいなー、はやいなーという感じ。さすがにこのあたりは個人でちょっと買うには高いところだと思いますが。 その他、Synologyのいいところはとにかく簡単なところというお話をされていました。 ディスク壊れたら抜いて新しいのを刺せば何の操作もなく勝手にリビルドしてくれるだとか、 複数のSynology製NASを使っていても1台に登録すると全部まとめて管理できるだとか。

3つ目のセッションはSynologyの企業向け情報的なもの

VPNをより簡単に、ADを簡単に、といったアプリケーション セキュリティ関連とかプライベートクラウドサービス(バックアップ、DR)についての紹介とかそういう。 ここはそんなのもあるんだなぁという感じでした。

感想

なんだかんだでNASってそこそこのお値段するんですが、そのお金を出す価値はちゃんとありますよ、というのをもっと多くの人が知ればもっとみんな使うようになるんだろなぁというところでした。 エントリーモデルでも上位機種と同じUIとほぼ同じ機能が使えますし、とりあえず一つ買って触ってみると良さがわかるんじゃないかなぁ。 実家ではいまだにWindows端末を共有ストレージとして使っていたりするので、ここはとっとと置き換えたいし、買い足すことを検討してます。