お勉強
VLAN
通常、スイッチではすべてのポートが同じネットワークに接続されています。
しかし、セキュリティその他の理由でネットワークを分けたいということが多々あります。
そんなときに、単純にもう1つスイッチを用意すれば2つにわけることはできますが、
数が多くなったり、より柔軟に制御しようとおもうとスイッチを足してケーブルを抜き差しして
というのは現実的ではなくなります。
そんなとき、バーチャルにネットワークを分割できるのがVLANです。
Virtual LAN わかりやすいですね。
VLANはVLAN番号で区別されます。Ciscoのスイッチの場合、特に指定しなければVLAN1に所属しています。
別のVLANに所属させたいときは、ポートにVLANを割り当てます。
VLANの割当方には VLAN Database モードを使う方法と 通常のコンフィグレーションモードを使う方法の2種類があります。
古くはVLAN Databaseモードのみがありました。
また、VLAN Databaseモードでは VLAN1-1005までしかサポートしていません。
これは、VLANが運用され始めた当初、VLAN番号を10bitで管理していたということがあります。
現在はVLAN番号を12bitで管理するのが普通になっているので 4095まで使えます。
1002-1005はFDDIなど用に予約されています。
VLAN設定の保存先は VTPモードがtransparentであればstartup-configにも保存されますが、serverやclientの場合、vlan.datというファイルに保存されます。